漂うぱんだ

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妊娠前・妊娠中にやってよかったこと、後悔していること

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産休に入って、はや1ヶ月あまり。ついに出産予定日まで1ヶ月を切りました。

正直まだ実感もなく、思いの外妊婦生活は早くて出産準備は進めているものの、まだ間に合ってないこともあり、少し焦っています(笑)

妊婦生活のログを全く残さず過ごしてきたので、忘備録的にも今までやってよかったと思っていることと、後悔していることを書き留めておきます。

※ただし、あくまで私や我が家のケースであり個人的な考え方も多く入っているので、全ての人に当てはまるわけではありません。

 

妊娠前にやってよかったこと

1. 転職

これは妊娠前の話になりますが、本当にライフワークバランスを改めるきっかけとなり、個人的には非常によい決断だったと思います。

転職理由はいくつかありましたが、大きい理由の1つに「ライフワークバランス」というのを軸にしていました。結婚して優先度が「家族 > 仕事」に大きく変わりました。その点で、福利厚生が充実していたり、家族との時間を大切にできる現在の会社にしました。

これは個人的な見解ですが、女性は妊娠〜復帰を考えると、妊娠期間10ヶ月+産育休1年以上と身体的にも心理的にも拘束される期間がでてきます。また産後は時短勤務の可能性も考えつつ、復帰後のキャリアも準備しておくことも踏まえると、さらに拘束される期間は+前後1年ほどかかると考えました。そう考えると、産後に転職するのは産前に転職するより、はるかにハードルが高いと判断しました。

現在の職場は、日本でも(というと語弊があるかもしれませんが)かなり育児や家族関する理解がある会社で、男性の育休取得率も100%に近かったり、産休の早期取得(有給扱い)や産育休の一定期間は、以前の給与所得100%になるように、2/3の給付金にプラスして会社から残り1/3の給与が出たりします。また、個人の働き方にも非常に理解があるので家族のために使う時間が増えました。

※補足しておくと、以前の会社も制度等は充実しており、自分が頑張り過ぎたり、うまくできなかっただけで働き方も自由でした。個人的には大好きな会社です。

2. 夫と「もし家族が増えたら」について話あっていたこと

結婚して妊娠判明するまで、約3年ほどありました。その期間中に2人で過ごす時間でも、「もし家族が増えたら」を想定して話す機会は多かったように思います。次項の「新居の購入」「夫の家事習得」も、その観点で夫婦で話し合った結果が大きく反映されました。

3. 新居の購入

新居の購入にあたっては以下2点のメリットがありました。

  • 家計(資産)の見直し 
  • 将来を見据えたサポート体制

昨年に新居を購入し、今年初めに引っ越しました。購入を決めた時は、妊娠判明前でしたが、私の実家は遠方なのに対し夫の実家は都内だったため、将来のことも見据えて義実家から徒歩15分ほどの近い物件に決めました。事実、近所となったことでより義両親と交流する機会が増え、産前にかかわらず産後もしっかりとしたサポート体制があるので、大変心強いです。

 

4. 夫の料理スキル習得と家事分担

夫は数年間の一人暮らしの経験はあるものの、特に料理に関しては、これまであまり興味がなかったようでやったことがないようでした。なので、食事に関しては私が調理・夫が片付けの担当としてやっていました。ですが、「もし家族が増えたら」を考えると、やはり夫にもある程度料理のスキル習得が望ましいと思い、初めは月1で料理チャレンジの機会を設けてもらいました。夫が好きなメニューを1品作ることから始め、現在は休日のランチ作りを進んで申し出てくれるレベルにまでなりました。

また、妊娠判明してから彼自身の意識も変わったようで、それまで以上に掃除や選択等を自ら進んでこなしてくれるようになりました。非常に感謝しています。ぜひ産後もそのままお願いしたいです(笑)

  

妊娠中にやってよかったこと

5. 家計、自分資産の見直し

妊娠だけでなく、新居購入もあり家計管理を見直しました。と言っても、元々夫婦別財布でお小遣い制もなく、共通口座に一定額振り込む方式を取っており、このスタイルは今の所変えていません。

主に取り組んだのは以下

  • 共通口座の資産運用の方針を検討
  • 自分の資産周りの見直し
  • 子どもの教育費の積立金額と方針を検討

共通口座に関しては、口座の変更や、今までとこれから貯めるお金の用途内訳を出し、運用方法についてを検討しました。自分の資産周りは、奨学金の早期返済や産育休の収入の計算、idecoやNISA周りの検討を行いました。また、子どもの教育費周りに関しては、過去統計等も参考にしながら夫婦である程度教育方針も検討し、必要になるお金の逆算を行って積立金額と運用方針を考えました。

お金周りに関しては書くと長くなってしまうので、詳しくはまた別の機会にまとめようと思います。

 

6. 妊婦に関わる制度・キャンペーン等について調べたこと

妊婦になってから手続きや制度について調べることが、非常に増えました。本当に知らないと損なことも多いです。基本的に必要な制度に関しては、会社や区より周知がありますが取りこぼさないことと、自分でも積極的にキャッチしにいかないといけないです。

一方で、妊婦期間中限定とかママ限定〜などの各企業のキャンペーンや取り組みも、地味にあります。非常にお得になる場合もあるので、こちらも情報がある方が有利だな〜と思いました。このへんも、機会があればまとめれたら書きます。

7. 妊娠中に買ってよかったもの

マタニティ用品としては、最低限の物しか買ってないかもしれないですが、以下の物を買ってよかったです。

  • マタニティ用骨盤ベルト、骨盤矯正インナー
  • マタニティ用デニム、スカート
  • マタニティ用インナー、タイツ
マタニティ用骨盤ベルト、腹帯インナー

妊娠5ヶ月の犬の日に合わせて、骨盤ベルトや 腹帯インナーを揃えましたが、実際役立った〜!と感じたのは、私の場合は7ヶ月頃からでした。

骨盤ベルトは、急にお腹が大きくなり始めて、腰への負担が高くなったり、引っ越し準備等で動くことが多かった時期に、数日腰が痛い気がして使用しました。トコちゃんベルトは、骨盤矯正も兼ねているので産後の方が使う機会が多そうです。 


 

腹帯は、こちらのインナータイプと他にベルトタイプを買ったのですが、圧倒的にインナータイプが優秀でした!こちらも、5~6ヶ月あたりから使ってますが、検診でエコー診察がある時にお腹を出さねばならない時にとても重宝しています。また、骨盤ベルトを巻くとゴワゴワするのですが、こちらはインナータイプなので、シュッと履ける割にお腹が重く感じないので、よく歩いたり動いたりする日でも楽に過ごせました。

 


 

 

マタニティ用デニム、スカート

妊娠中急激に体重増加しなかったのと、元々太っていたこともあり(笑)、あまり服は買い足さなくてよかったです。ですが、6ヶ月過ぎた頃からお腹まわりが少しキツくなってきたため、無印良品でマタニティ用のデニム・スカートを1枚ずつ買い足しました。

取扱店舗が限られているので、事前に調べる必要がありますが、店舗で試着もできるので便利です。産後は、フリマアプリで売ろうと思ってます。

www.muji.net

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マタニティ用インナー、タイツ

こちらも、 7ヶ月過ぎ頃のお腹が出始めてから重宝しました。マタニティ用はお腹まわりがでても苦しくないような設計になってます。特に冬場だったこともあり、タイツは非常に役立ちました。それぞれ3枚ほどで、個人的には間に合いました。


 

 

8. 産後の過ごし方について、考えを改めたこと

私の両親は遠方の片田舎に住んでおり、どちらも勤続中のため、当初から里帰り出産は考えてませんでした。夫には育休取得を検討できないか確認しましたが、制度自体はあるものの、男性の取得は難しいようでした。一方で、義実家からは「大変だと思うので、産後はこちらで一定期間過ごしたら?」とありがたいお誘いを受けていました。

私個人の性格的に、自立心の傾向が高くあまり周りに頼るのが得意ではないこともあり、妊娠7ヶ月くらいまでいわゆる「ワンオペ」で自宅で育てようと思っていました。

ですが、産後のママたちのレポートを読んだり、病院・区の助産師からの話を聞いているうちに、産後の自身への体への負担と、同時にやらねばならない育児の両立は想像以上に大変なものだと認識するようになり、不安に思うことが多くなりました。

自分は自立心も責任感も強い方なので、体調も悪い中ホルモンの関係でメンタルを病む方が1番良くないと考えを改め、産後の数ヶ月は義実家のありがたいお誘いをうけることにしました。

192abc.com

 

後悔していること

1. 歯医者など病院に早く行くべきだった

今1番後悔しています…。妊娠する前に歯や身体の不安は解消しておくことを、強くオススメしておきます。 

歯の治療に関して

まず、妊娠中は唾液の分泌が減るので、虫歯になりやすいと言われています。なので、自治体によっては「妊婦歯科検診」のサポートがある場合もあります。また、妊娠中は歯科治療できる期間が安定期(5ヶ月〜7ヶ月)の間と限られます。

病院に事前に行っておくことのメリット

産後、乳児・幼児を連れて自身のために病院に行くのは、非常にハードルが高い!(と思ってます。)特に、診察だけでなく治療が伴う場合は一緒には無理だと気が付きました。そうなると、その間誰かに子どもを預けておく必要がありますが、歯科などの場合は1~2週間おきに来院になるため、夫に頼むとしても休暇取得、周りに頼むとしても依頼の頻度が高くなります。土日診療の医院も見つけるのも大変ですしね。また、明らかに産まれる前よりは自由に動ける時間の制約がでてきます…。忙しさにかまけて、気がつくのが遅かった…。

 

2. 保育園見学(現在取り組み中)

妊娠中に保育園(認可・認証・無認可)を洗い出し、いろいろと調査してリスト化しました。ですが、元来より電話が苦手なので、保育園の見学の電話を先送りにして今に至って焦ってます。また現在4月ということもあり、せっかく見学の電話をしても「今は見学会をやっていない」と受け付けていない園が多く、タイミング逃した感が強いです…。こちらも病院と同じく、産前・産後で自分(と子ども)が行動できる自由度が違うため、1つでも妊娠中に行けたらと思ってます…。

 

妊婦生活について

私の妊娠生活は奇跡的に悪阻やトラブルがほぼなく、体調がすこぶるよい状態だったのは、本当に幸いなことでした。悪阻は個人差が大きく、妊娠前期・後期とわけて症状が出るケースがあり、妊婦さん全体の9割以上に出るとも言われています。(参考)なので、ここでやったことは、元気だからできたことだと思ってます。

思い返せば妊娠期間はあっという間でした〜。お酒とコーヒー、生肉を我慢しなきゃいけなかったのは、最初は辛く感じました(笑)

未だに実感はないですが、残り1ヶ月の妊婦生活を楽しくすごしていきたいと思います。